おすすめの消費者金融を紹介!重要なデメリットも知って

コロナ禍という現状も含めて今、お金が必要な時に助けになるのがカードローンです。そのカードローンでお金を借りるのに最適なのは、実は消費者金融です。

消費者金融に良くないイメージを持っている人は世間にいますが、審査があり返済できずに問題になる人には消費者金融はお金を貸さないため、トラブルになることは基本的にありません。また、よく心配される怖い取り立てなどもありません。

この記事では、安心して早くお金を借りられる「おすすめの消費者金融」をランキング形式で紹介します。あわせて専業主婦や年金受給者、未成年など、年齢や状況によりお金を借りられるのかどうか、またデメリットについても説明しますので、お金を借りる際の参考にしてください。

消費者金融とは?お金を借りる前にカードローンの基本を知っておく

冠婚葬祭や病気やケガ、家電の故障など、生活していると急な出費が発生することがあります。そんな時にすぐに使えるまとまったお金があればいいのですが、給料前や定期預金がおろせない、貯えがないなど、お金が用意できない場合があります。

お金がない時にカードローンを利用すると便利なことは、コマーシャルを見るとなんとなくでもわかるでしょう。しかし、カードローン商品を取り扱っている消費者金融については、理解していない人は少なくありません。

消費者金融とは個人へ融資をする業者。業務はほぼ同じだが銀行とは別

消費者金融についてよくわからないために、お金を借りるのに二の足を踏んでいる人もまだまだ多いでしょう。まずは安心してお金を借りられるよう、消費者金融についてわかりやすく説明します。

消費者金融とは
消費者金融とは、個人に対して融資を行っている貸金業者を指します。銀行の個人融資と同じにみえますが、対象になる法律が違い、消費者金融は貸金業法が対象です。行う業務としてはほぼ同じといえますが、厳密には融資額に上限があるなど、細かな違いがあります。

消費者金融でよく知られているのが、コマーシャルが流れている大手消費者金融の、SMBCモビットやプロミスなどです。他にも実は、あまり知られていない中小消費者金融もたくさんあります。これらの中には、地方で少額の融資を行っているいわゆる街金といわれる貸金業者も含まれます。

年齢が高い人の中には消費者金融と闇金を混同している人もまだまだいますが、実際には大きく違います。また、街金などの言葉の誤解をしている人もいます。

消費者金融 貸金業法に則って個人への融資を行っている業者です。
都道府県や財務局へ登録をすることで、事業を行うことができます。
サラ金 サラリーマン金融を省略した表現で、消費者金融の昔の呼称です。
以前は過剰な貸し付けと高金利、厳しい取り立てが行われていたため、言葉に怖いイメージを持っている人も多いかもしれません。
街金 地域が限られた、規模の小さな消費者金融を指します。
街の中の小さな消費者金融ということで、街金の呼称があります。
知名度がないのと、昔のイメージが残っているため闇金に間違えられることが多いのですが、貸金業者として登録している正規の業者になります。
闇金
(ヤミ金)
闇金は、貸金業者としての登録をしていない違法業者になります。
違法というだけあり、法律で取り決められているよりもはるかに高い金利での貸し付けや、法律で禁止されているような厳しい取り立てをしていることが多いです。

サラ金の呼称は、昔の良くないイメージが残っているため、今は使われることはほとんどなくなりました。今の消費者金融は、貸金業法が改正されたこともあり厳しい規制のもとに事業を行っています。

過剰な貸し付けや厳しい取り立ても、今の消費者金融ではありません。もちろん、返済をせずに連絡も無視するような悪質な消費者に対しては対応が厳しくなることはありますが、法律に則って行われます。

また、消費者が使いやすようサービスを充実させたり、大手消費者金融ではコマーシャルにタレントを使うなど、申し込みのしやすさにも力を入れています。

消費者金融カードローンは銀行と同じにみえるが借りやすくておすすめ

消費者金融の主な金融商品はカードローンになりますが、銀行にもカードローンはあります。では、銀行と消費者金融ではどう違うのかといえば、個人への融資という点では同じといえるでしょう。

しかし、先にも触れたように実際には消費者金融は貸金業法、銀行は銀行法と対象となる法律が違います。また、細かなところでも違う点がたくさんあります。

【カードローンの取扱金融機関の違い】

金融機関 融資スピード 金利 WEB完結対応 無利息期間の有無
消費者金融
(大手)
即日融資が可能 3~18% 有りが多い
消費者金融
(中小)
一部で即日融資が可能 ~20% 一部可 無しが多い
銀行 早くて翌営業日 2~15% 一部可
信販会社
クレジット会社
一部で即日融資が可能 4~18%

内容以外にも、メリットではこれらの違いがあります。

金融機関 メリット
消費者金融 審査が早い
即日融資ができる
お金を借りやすい
無利息期間など、サービスが豊富
WEB完結申込ができることが多い
カードレスでの利用も可能
バレにくい
信販会社
クレジット会社
クレジットカード附帯のキャッシングで契約済ならば即日融資は可能
ポイントなどのサービスがある
クレジットカードと併用できることがある
銀行 金利が低い
限度額が大きい
信頼度が高い
(イメージが良い)
口座と連携して使える
口座の利用に合わせて優遇措置をしてもらえる

それぞれにメリットはあります。人により使い勝手は変わるものの、銀行の方は、何より金利が安くなることに重点を置く人が向いているでしょう。逆に早くお金が借りられて使いやすく、周りにバレにくいように対応してもらえるのは、消費者金融です。

中小消費者金融でも正規の業者なら心配不要。大手との違いや特徴は

中小消費者金融は、消費者金融の中でも事業所が1ヶ所だけや都道府県内のみなど、規模の小さな貸金業者を指します。経営規模の違いから大手のようなコマーシャルを行うことはないため、融資の上限額やサービスの内容ではどうしても大手と比べると差が出てしまいます。

もちろん、地方から営業地域を増やして大手に負けないサービスを提供しているところもあります。中小消費者金融と大手消費者金融の主な違いは、これらになります。

消費者金融 特徴
大手消費者金融 全国展開している
知名度がある
中小消費者金融よりも金利が低い
WEB完結申込ができる
提携ATMがあるなど借り入れや返済方法が多様
無利息期間やポイント付加などサービスが充実している
中小消費者金融 地域限定
大手よりも金利が高め
無利息期間などのサービスがない
WEB完結申込ができない
借り入れや返済の方法が限られている
闇金と間違えられやすい
審査の対応が柔軟

基本は同じ消費者金融ですが、企業の規模によりサービスの充実度は変わります。しかし、それぞれの特徴で似た部分もあるため、分かりにくい点があるかもしれません。

大きな違いといえば、見た目ではわかりにくいのですが中小規模の消費者金融の場合、大手消費者金融では審査に通らないような過去に延滞や債務整理などの金融事故を起こした人でも現状によっては貸し付けをしてもらえるなど、柔軟な審査判断をしてもらえることが多い点でしょう。

中小規模の消費者金融では、知名度がないため申込者の数はどうしても大手のようには多くありません。そのため、顧客を得られるよう大手とは違う審査基準で判断されます。もちろん、返済の見込みのない人は審査に通りません。

また、経営規模やリスクを考慮していることから、金利は大手よりも高めに設定されていることが多いです。

特に街金は、資産を持っている個人が自営業として行っている場合が多々あります。そのため、コンビニATMでの借り入れや返済ができないなど、サービスの点で大手に劣ることが多いです。店舗まで行く、または銀行振り込みなどの手間が必要なことは、頭に入れておいた方がいいでしょう。

消費者金融がおすすめで借りやすいメリットはアンケートからも判明

カードローンの申込先を選ぶ時には何がポイントになるのかを考えると、重要なのは金利だと誰もが考えるものです。しかし、実際にお金を借りる段階になると、金利だけでは選択できないことがあります。

実際にカードローンを利用する時は、申込後の対応の早さや使い勝手も大きく影響するからです。

これらは、カードローンの利用に関するアンケートでもみえてくることです。以下のアンケートでは次のような結果が出ています。(自社調べ)

アンケート対象者:男性263人(53%)・女性237人(47%)

20~30歳 31~40歳 41~50歳 51~60歳 61歳~
26% 38% 24% 9% 2%

    

正社員
(公務員以外の会社員)
パート
アルバイト
派遣社員 主婦
専業主婦
自営業
フリーランス
公務員 学生 その他
51% 13% 6% 11% 12% 2% 2% 5%

この年代や職業の人に以下の質問をし、回答を得た結果です。

【質問:カードローンを選ぶ時に重視するポイントについて(複数選択可)】

項目 人数(%)
金利 288(58%)
即日融資可能 191(38%)
WEB完結などの申込の手軽さ 140(28%)
来店不要 136(27%)
知名度 129(26%)
ATM利用手数料 88(18%)
無利息期間 81(16%)
バレにくさ 80(16%)
融資上限額 60(12%)
口座開設不要 43(9%)
在籍確認の方法 38(8%)
口コミ情報 33(7%)
金利引き下げサービス 22(4%)

カードローンの主な取り扱いに銀行と消費者金融があることは、既に説明した通りです。銀行では、金利の低さがメリットのひとつです。しかし、実際にお金を借りる使途目的や手続き方法を考えると、金利だけで申込先を決められないことがあるのも確かです。

借りたお金の使い道については、以下のような回答になっています。

【質問:カードローンの利用使途(お金の使い道)を教えてください(複数回答可)】

項目 人数(%)
生活費 297(59%)
趣味・娯楽 185(37%)
借金返済 59(12%)
住宅・車・バイクなどの購入費 49(10%)
家賃の支払い・転居費用 28(6%)
治療費・通院費 27(5%)
冠婚葬祭 25(5%)
事業資金 14(3%)
学費 11(2%)
その他  21(4%)

使い道をみると生活費や借金返済など、すぐにでもお金が必要なことが容易に想像できる項目が多いことに気づきます。また、感想もそれに付随しているといえます。

【質問:カードローンを利用してよかった点を教えてください】

項目 人数(%)
急な出費、必要な時に現金が手に入った 199(40%)
審査がスピーディで、即日融資してもらえて助かった 47(9%)
申込、借入、返済の手間がなく便利だった 47(9%)
無利息期間で返済できた 17(3%)
誰にも頼らず、バレずに済んだ 11(2%)
毎月の返済額が設定できたり、支払計画を立てられるのがよかった 9(2%)

一番いいのは、金利や申し込みの手軽さ、審査スピード、サービスなど全体的にみて、どのカードローンがいいのかを知っておくことです。

カードローンについて知ることで、例え金利が高くても利用の仕方で結果的に利息を減らすことができたり、急な出費にもすぐに対応できたりすることが可能です。

おすすめ消費者金融カードローンをランキング(総合順位)形式で紹介

おすすめだから消費者金融でお金を借りるとしても、消費者金融はどこも同じに思えて迷うかもしれません。

金利をはじめとする数字だけでなく、アンケートにもあったような数字以外の重要なポイントは多々あります。どの消費者金融がいいのか、ランキング形式でおすすめの消費者金融を、特長を説明しながら紹介していきます。

①SMBCモビットは対応スピードが良くバレ対策でも一番のおすすめ

SMBCモビットは、他社と比較すると一見大きな特長があるようにはみえませんが、バレ対策やスピードの対応がよく、WEB完結申込がアピールポイントになっているカードローンです。

金利 3.0~18.0%
限度額 800万円
審査までの時間 最短30分で審査
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)

※銀行口座など条件有り
無利息期間 なし
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超:220円
※借り入れ・返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
※三井住友銀行ATMは手数料無料
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
三井住友銀行内ローン契約機

SMBCモビットの場合、スピード対応とバレ対策への配慮がしっかりと行われています。一番の特長としてアピールされているWEB完結申込では、電話連絡や郵送物がないため、周りにバレる心配がありません。

また、WEB完結申込ならばローンカードも発行されないため、所持品からも周りに知られにくくなっています。ただし、WEB完結で申し込みを希望する場合、指定の銀行口座(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行)を持っていることが必要なことと、社会保険証または組合保険証を持っていることが条件にあります。

カードレスならば、借り入れや返済は口座振込などの他にスマホアプリでATMで行います。対象ATMは、以前はセブン銀行ATMのみだったのが、2022年3月28日よりローソン銀行ATMも追加になりました。

WEB完結申込ができずにカード発行が必要で早く発行したい場合は、近くの三井住友銀行内にあるローン契約機でカード発行をした方が早いかもしれません。それが難しい場合は、コールセンターにて急ぎの旨を相談するといいでしょう。

もしカード受け取りが郵送しか方法がない場合でも、自宅への郵送を避けたい時はコンビニ等での受け取りも選択できます。

独自のサービス面においては多機能との提携などがあり、LINEと提携して情報を得たり、手続きをして利用すれば返済でTポイントを貯めたりできるようになります。派手なサービスではないものの、上手に活用することでカードローンの利用以外のメリットも得ることが可能です。

②プロミスは消費者金融の中では上限金利が低く利息を減らせる

消費者金融は金利が高いといわれてしまう中、わずかではあるもののプロミスは消費者金融の中では金利が低くなっています。そのため、返済期間が同じならば他社よりも利息を減らすことができます。

金利 4.5~17.8%
限度額 500万円
審査までの時間 最短即日融資可能
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)
無利息期間 初回借入日翌日から30日間
※メールアドレス登録等条件あり
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超:220円
※借り入れ・返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
※プロミスATM、三井住友銀行ATMは手数料が無料
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
郵送
店頭窓口
自動契約機
広告で見るカードローンの金利は、幅をもって記載されています。見方を知らない人は、数字の低い方で金利を考えてしまいがちですが、実は初めての場合はほとんどが高い方の金利での借り入れになります。

高い方の金利でみると、プロミスは他社よりも低くなっています。プロミスは消費者金融の中では金利が低いといわれるのは、この点を指しています。

WEB完結申込のメリットをみると、プロミスは来店不要だけでなく、郵送物の受け取りも必要ありません。また、在籍確認などが難しい会社の場合は、個別に相談に乗ってくれます。プロミスは、このように金利だけでなく、対応スピードの良さやバレないような対応がしっかりとしています。

また、WEB完結申込では、カードレスでの利用もできます。カードレスの場合は、アプリをダウンロードしスマホでセブン銀行・ローソン銀行ATMで借り入れと返済をします。もちろん、ATM以外にもインターネットで振り込み手続きをすることもできます。

他に女性のための専用ダイヤルがあったり、利用によるポイント付加にVポイントもあったりします。Vポイントは、アプリでの申し込みが必要なもののポイントを貯めると景品交換や他社ポイントへの交換も可能です。

プロミス審査の記事で、プロミスについて詳細に解説しています。メリットや審査通過のコツなどをわかりやすく紹介していますので、是非ご覧ください。

③アコムのサービスは平均的な消費者金融だが便利さが良くなっている

アコムは全体的にみると、消費者金融の中では標準的な内容と充実度があるといえます。しかし、以前はスマホATMも返済のみだったのが、今は借り入れもできるようになるなど、内容が良くなってきています。

金利 3.0~18.0%
限度額 800万円
審査までの時間 最短30分で融資
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)
無利息期間 契約日翌日から30日間
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超:220円
※借り入れ・返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
※アコムATMは手数料が無料
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
郵送
店頭窓口
自動契約機(むじんくん)

融資までの最短時間は、主にWEB申込の場合になります。店頭窓口などでも即日融資は可能ですが、やはり一番早い方法はインターネットを使ったWEB申込です。審査の受付時間は限られているものの、申込時間は24時間対応です。

また、WEB申込は周りにバレにくい申込方法です。それでも在籍確認が心配な場合は、電話で相談ができます。郵送物も原則送付がないため郵送物でのバレも心配は不要ですが、電磁交付に登録していないと明細書などが郵送される可能性があります。

電磁交付とは
契約に関する書面や、借入・返済などの明細書をインターネットで会員登録した画面で確認したり、データで書類を発行したりすることです。

来店不要に関してもWEB完結申込ならば可能です。WEB完結申込ならば、カードレスで契約することも可能です。この場合は他社同様、スマホを使って借り入れや返済ができます。スマホでの利用は、アコムの場合はセブン銀行ATMが対象です。

また、他の特長として女性専用ダイヤルがある、返済の期日が他社と違って期日より14日前から返済できるよう幅がある(他社の場合は、早めに返済しても期日にまた返済を求められることがあります)などのメリットがあります。

返済日に幅があれば、仕事で忙しく時間が取りにくい時は早めに返済するなど、スケジュール調整がしやすいです。

④CMで人気のアイフルはバレ対策も対応スピードもおすすめの充実度

独特のCMで人気が出たアイフルですが、カードローン商品の内容も他社に負けない対応スピードとサービスとなっていて、おすすめのひとつです。

金利 3.0~18.0%
限度額 800万円
審査までの時間 最短25分で融資可能
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)
無利息期間 契約日翌日から30日間
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超:220円
※借り入れ・返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
※アイフルATMは手数料が無料
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
無人店舗

アイフルは、原則として自宅や勤務先への連絡を行っていないという対応をしており、バレにくいカードローンだといえます。他にもWEB完結申込ができ、この場合はスマホアプリを使ったカードレスでの利用もでき、周りにバレにくいだけでなく、とても便利です。

もちろんカードの発行を選択すれば、カードの郵送が発生する可能性があります。(無人店舗でカード発行すれば、郵送はありません)

急ぎの場合は、WEB申込をした後、受付時間は限られているものの電話連絡をすると優先的に審査対応をしてもらえます。最短25分融資も可能で、急ぎの人にはおすすめです。誰もが必ずしも最短時間で融資してもらえるわけではないのですが、他社に負けない対応の早さといえます。

スマホアプリでは、セブン銀行・ローソン銀行ATMでの借り入れ、返済の利用が可能です。アイコンも4種類あるため、スマホの画面上もアイフルの利用をわかりにくくすることもできます。

細かいところでは、1,000円単位での借り入れが可能だったり、女性専用のコースがあり女性でも申し込みしやすいなどの対応があります。

アイフルについて詳しく知りたい方は、アイフル審査の専用記事をご覧ください。

⑤オリックスマネーはメリットが多く期待できる新しいカードローン

オリックスマネーは、スマホ完結型ローンとして2022年2月14日にオリックス・クレジットで取り組みが始まったカードローンになります。カード発行がなく、アプリでATMまたはインターネットでの振り込みでの利用が中心です。

金利 2.9~17.8%
限度額 800万円
審査までの時間 審査時間は最短60分です。
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)
無利息期間 3ヶ月
※キャンペーンとして2022年2月14日~4月28日までの成約分
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超~5万円:220円
5万円以上:無料
※借り入れ・返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
申込方法 パソコン
スマートフォン

スマホを使ったローンのため、来店不要なだけでなくWEB完結申込で本人確認サービスを利用すると郵送物なしで契約できます。元々カードがなく、スマホアプリやWEBを使って借り入れや返済をしますが、ATM利用時はセブン銀行になります。

金利は、消費者金融の多くが上限金利18.0%が多い中、わずかですが17.8%と低めになっていて、少しでも金利が低い方がいい人にはおすすめです。金利だけでなく、審査スピードも速いため、早く手軽に手続きがしたい人にも向いています。

無利息期間については、キャンペーン期間のみという限定ではあるものの3ヶ月と長期間が対象になっています。ただし、キャッシュバック形式での無利息のため、返済の段階では利息は支払います。最初は驚いてしまうかもしれませんが、後で利息分が戻ってくるので心配は不要です。

他にもオリックスマネーは、他のカードローン会社と違う独自のメリットがあります。

  • オリックスレンタカーの基本料金が優待価格で利用できる
  • オリックスカーシェアに新規加入をすると2ヶ月無料などのサービスがある
  • カーリース新規成約でAmazonギフト券プレゼント

主に車関連のサービスがメインですが、利用の機会がある人には活用するとかなりお得です。認知度はまだ低いかもしれませんが、サービス内容は他社に負けない内容となっているため、これから利用の増加が期待されるカードローンです。

⑥レイクALSAの特長は選べる無利息期間。返済の目途がある人におすすめ

レイクALSAは無利息期間に特長を持つカードローンです。もちろんそれだけではなく、融資までの時間も早くしてもらうことが可能で、WEB完結申込などバレ対策もしっかりとしています。

金利 4.5~18.0%
限度額 500万円
審査までの時間 最短60分融資が可能
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)
無利息期間 30日間・60日間・180日間から選択
※条件等あり
※いずれも契約日翌日から
※併用不可
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超:220円
※借り入れ・返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
※新生銀行カードローンATMは手数料が無料
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
自動契約機

レイクALSAの一番の特長は、無利息期間が3種類あり、選べることです。

無利息期間 条件等
30日間 期間に関して個別の条件はなし
60日間 WEB申込の人が対象
契約額1~200万円
180日間 契約額1~200万円
借入額の5万円分までが無利息の対象

もちろん初めての人が無利息期間の対象になります。ただし、申込方法や契約額で必然的に選択できない場合もあるため、誰もが選択できるとは限らないことは頭に入れておいてください。それでも、他社が30日間の設定しかないことが多いので、選択できるのはかなりのメリットといえます。

また、レイクALSAも他社同様にWEB完結申込が可能です。この方法ならば郵送物なしで契約でき、審査時間も最短で60分と早いです。先に説明した無利息期間においても、WEB完結申込ならば選択の幅が広がるのもおすすめポイントのひとつです。

カードレスについてもレイクALSAも可能です。アプリをダウンロードすれば、セブン銀行ATMでカードレスでスマホ利用ができます。ただし、借り入れについては2020年12月23日より利用停止になっているため、返済のみとなります。

⑦三井住友カードカードローンは銀行カードローンと別だが内容は充実

名称から三井住友銀行カードローンと間違えがちですが、こちらはクレジットカード会社より提供されているカードローンになります。

金利 1.5~15.0%
※カードレスの振込タイプは1.5~14.4%
限度額 900万円
審査までの時間 最短5~15分で発行
※申込のタイミングや混み具合により翌日以降になる可能性あり
バレずに借りたい
来店不要の申込
(WEB完結)
無利息期間 最大3ヶ月間
※キャンペーン期間:2022年5月31日までの申し込み、6月30日までの入会が対象
ATM利用手数料 1万円以下:110円
1万円超:220円
※借り入れ・(臨時)返済とも
※借入時の手数料は、返済時に清算される
申込方法 パソコン
スマートフォン

三井住友カードのカードローンの特長は、銀行なみの金利の低さです。また、カード発行タイプとカードレス(カード発行なしで借入が振込専用)のタイプでは、若干ですがカードレスの方がさらに金利が低くなっています。

それに加えて、返済に遅れる人には適用されませんが、利用の状況により翌年から金利引き下げサービスがあります。よくお金を借りるタイプの人にはおすすめです。

カード発行あるなしどちらにしても契約はWEBを使って行われますが、カードレスタイプを選択すれば郵送物なしで契約できます。ただし、カードレスタイプで即時発行が希望の場合、申込時間が9:00~19:30と限られているため注意が必要です。

また、カードレスでも他社のようにスマホATMの利用はできず、借り入れは振り込みのみとなるため、現金がすぐに必要な時は少し不便かもしれません。

ATMを使った借り入れをしたい人はカードを郵送してもらう必要があり、届くまでに1週間ほど時間がかかります。しかし申込した後、最短即日で口座に振り込みしてもらうことが可能です。返済に関しては、どちらの方法でも口座が必要になります。

バレずに借りたい人に来店不要で申込できるWEB完結申込とは

今は、インターネットが広く普及したことでパソコンやスマートフォンを使えばどこでもショッピングや調べものができるようになりました。カードローンの申し込みにおいても、説明に何度も出てきたようにインターネットを使ったWEB申込が主流になってきています。

ただし、言葉は何度も見ても「WEB完結申込」にまだピンとこない人もいるかもしれません。改めて、WEB完結申込について説明します。

WEB完結申込とは
パソコンやスマートフォンを使ってインターネットを経由した、店舗に出向かないことで周りにバレずに契約できるカードローンの申込方法です。WEB完結申込では、貸金業者により細かな違いはあるものの、利便性やバレ対策として郵送物や電話連絡などなしでデータでのやりとりで手続きができるようになっています。

カードローンの申し込みでは、自動契約機は周りから見えないように設置されているなど、基本的にどの申込方法でも周りにわからないような配慮はされています。

例えば、在籍確認という申込者の勤め先へ籍があるかを確認するために電話をかける時も、消費者金融名を使わずに担当者の個人名で電話をするようにしています。また、郵送物も消費者金融名をそのまま記載せず、わかりにくい略名が差出人として記載されています。

それでも、直接社名を使わなくても郵送物や電話を嫌う申込者はいます。家族に郵送物を開けられたり、電話に出られたりすることでカードローンだと察してしまう可能性が考えられるからです。

しかし、WEB完結申込の場合は、第三者の目に留まることが少ない画面上でのやりとりになるため、カードローンの申し込みは周りにはわかりにくいです。カードローンにより細かな違いはあるものの改めて整理すると、WEB完結申込のメリットとしてはこれらがあります。

  • 来店不要でカードローンの手続きができる
  • 誰にも知られずに契約ができる
  • 本人確認書類の提出などの手続きもパソコン、スマートフォンでできる
  • 郵送物がない
  • 電話連絡がない
  • アプリをダウンロードしてスマホで借り入れや返済が可能(カードレス)
  • 融資までの時間が短い(早く融資してもらえる)
  • アプリや会員画面上で残高照会などのサービスが利用できる
周りに知られないだけでなく、多くのメリットがあります。その中でも上記したアンケートでは「WEB完結などの申込の手軽さ(28%)」「来店不要(27%)」などが重視されていますが、これらの希望がある人には一番適した申込方法だといえます。

中小規模の消費者金融や銀行では、まだまだWEB完結申込対応ができないところもあります。在籍確認でも、バレへの配慮はあるため周りに知られることはないのですが、少しでも懸念点を減らしたい人は、WEB完結申込に対応しているカードローンを選択する方がいいでしょう。

カードローンバレないの記事で、誰にもバレずにお金を借りることができる可能性が高いおすすめカードローンを紹介しています。内緒で借りたい、という方は是非ご覧ください。

金利や審査までの時間、無利息期間、ATM利用手数料の違いや注意点

おすすめの消費者金融の対応が早くて借りやすいというポイントは、銀行と比較した場合でもメリットとしていえる特長です。

しかし、具体的な理由について改めて整理しておかないと、実際に自分がどのポイントを重視するべきかがみえてこないかもしれません。自分がカードローンを選択する際に、どんなことに重点を置くべきか、優先順位を考えておくことも大切です。

  • 金利の低さ
  • 即日融資が可能かどうか
  • 毎月の返済額がいくらになるのか
  • 無利息期間の内容
  • 借り入れや返済のしやすさ
  • ATM手数料の有無

カードローンの金利や最短時間は、それぞれの説明個所にて記載しましたが、金利を重視するならば、三井住友カードやオリックスマネー、レイクALSAが低いです。

逆に即日融資についてはSMBCモビットをはじめアコムやアイフルなど、よく知られた消費者金融の方が早さに定評があります。

ただし注意点として、これはどのカードローンでも言えることですが、審査時間の表記はあくまで最短です。申込受付時間もそれぞれで違い難しいかもしれませんが、受付時間ギリギリに申し込みした場合、即日融資は難しいかもしれません。また、申し込みの混み具合で変わってきます。

特に忘れがちなのが、WEB申込が24時間対応でも審査そのものは24時間対応とは限らない点です。次の日や翌営業日に審査になることも念頭に置いておきましょう。

無利息期間については期間も大切ですが、いつからが対象期間になるのかを注意してください。とりあえずカードローンカードだけ作りたい人は、契約日翌日から無利息期間の対象になっているところだと、いざお金を借りたい時に無利息期間が過ぎてしまっている可能性があります。

ATM手数料に関しては、消費者金融での差はほぼないものの金額により手数料が変わります。上手に金額を調整して負担のないようにすることをおすすめします。また、手数料が発生しないATMを活用したり、振り込みの方が手数料が少ないならば振り込みを活用することも大切です。

対象者によりおすすめは違う。消費者金融の選び方に気をつける

消費者金融は、安定した収入があれば審査に通過してお金を借りることができます。もちろん、延滞等の記録があったり極端に収入に波があったりすれば、審査に落ちることはあります。

しかし、それ以前に主婦やアルバイトなど、個人の職業などの形態の違いが多少なりともカードローンの審査に影響することがあります。特に心配なタイプについて、どうしたらよいのか申込先などについて説明します。

派遣社員・アルバイト・パートはカードローン審査通過の可能性がある

派遣社員やアルバイト・パートでよくいわれることは、カードローンの審査に不利だという点です。これは、お金を借りる条件として「安定した収入があるかどうか」が問われる際に、アルバイトなどは安定性がないとみられやすいからです。

しかし、正社員でなくても長くアルバイトをしている人も中にはいます。働き方の形としては確かに正社員より条件的に不利かもしれませんが、カードローン審査の判断はそれだけではありません。

もちろん、収入にみあった融資額になったり、信用情報に傷があるなど他の理由により審査に落ちたりすることはありますが、派遣社員やアルバイト・パートだから審査に落ちるわけではありません。

特にここで紹介した消費者金融では、申込対象者の説明にアルバイトやパートも申し込みが可能と表記しているところも多いです。派遣社員やアルバイト、パートの人も申し込みをしてみてください。

それぞれについては上の記事でより詳しく、わかりやすく解説しています。正社員じゃないし…と不安な方は、是非ご覧ください。

自己破産済みや年金受給者、専業主婦は対応できるカードローンを探す

自己破産済みや年金受給者、専業主婦は、まず上記で紹介した大手消費者金融での借り入れは難しいです。理由としては、以下の問題があります。

  • 安定した収入がない
  • 過去の金融事故履歴が影響している

審査に通るには、ある程度の収入は必要です。また、大手消費者金融では特に、過去も含めて金融事故といわれる、延滞や自己破産などの債務整理の記録がある人を嫌います。

ただし、申込先が絶対にないわけではありません。最初に説明したように、銀行や大手消費者金融では対応できない人でも中小消費者金融では対応してくれる可能性があるからです。大手のような知名度がない分、申込対象者の幅が広いのが中小消費者金融の特徴です。

代表的な中小消費者金融としてはこれらがあります。

  • アロー
  • エイワ
  • キャッシングエニー
  • セントラル
  • フクホー
  • フタバ
  • ライフティ

特にセントラルやフタバは無利息期間があるため、早めに返済の目途がある場合は、上手く活用すると利息の負担が減ります。また、来店不要でWEB申込もできるため、手続きもしやすいです。

年金受給者の場合、アルバイトなど他に収入があれば基本的にどのカードローンでも申し込みはできますが、年金のみの収入だと申込先は限られてしまいます。ただし、大手消費者金融の中では、レイクALSAが年金のみでも申込受付できることを「よくある質問」で回答しています。

収入がない専業主婦の場合は、配偶者貸付により専業主婦でも申し込みできるベルーナノーティスやエニーがあります。配偶者貸付は、配偶者の同意書が必要なため、家族に内緒でお金を借りることはできませんが、カードローンに申し込むことはできます。

ただし注意点として、どこに申し込みしようと審査は必ずあることを忘れてはいけません。大手よりは対応が柔軟であろうと返済ができないと判断されれば審査に落ちるため、安易な申し込みは避けてください。

学生や未成年は状況で申込先が変わる。最適な申込先を探すことが大切

民法改正により、成人の扱いが2022年4月1日から18歳以上になりました。これにより、親の同意がなくてもクレジットやカードローンも含めて、契約が1人でできるようになります。

しかし、学生や未成年の場合、申込先が限られることが多いのが実情です。それは、カードローン側の申込条件が20歳以上となっていて、18歳以上を対象としているところがほとんどないからです。学生でも20歳以上でアルバイトなどの安定した収入があれば、申し込み自体はどこでもできます。

逆に未成年の場合は、アルバイトをしていようが申込先がほとんどありません。しかし、絶対にないわけではありません。中小消費者金融の中には、学生ローンと称した学生を申込対象の中心にして事業を行っている貸金業者があります。

学生ローンでは、学生を対象としているため、上限金額が少額だったり学生時代は利息のみの返済だったり、などの特長があります。

その中で、未成年の学生でも収入があれば借りられる学生ローンとしては、「フレンド田」や「マルイ」、他にも「カレッヂ」(2022年4月1日より。ただし20歳未満は収入証明書が必要)があります。

また、今後も民法改正により未成年の利用可能へと変更になる学生ローンが増える可能性もあるため、気になる方は都度、確認してみるといいかもしれません。

無職や生活保護受給者はカードローンは難しい。公的支援や他の方法で

無職や生活保護受給者は、カードローンでお金を借りることはまずできません。無職や生活保護受給者は、カードローンの申込条件にある「安定した収入」がないと判断されるからです。

働ける場合は、まずどのような形でもよいので働いて収入を得なければ、カードローンの申し込みはできません。事情により働けない場合は、公的支援を求めることが先決です。

生活自体が厳しい場合は生活保護を視野に入れることも大切ですが、生活保護もなかなか審査が厳しいという声が多いので、難しい人もいるかもしれません。そんな時は支援団体もあるため、相談することも視野に入れてほしいものです。

すでに生活保護を受けている場合も、カードローンの利用ができません。カードローンの審査に通ることが難しいこともありますが、それ以前に、受給金をカードローンの返済に充てることは禁止されているからです。お金を借りて返済できないからこそ、生活保護を受けられるという前提があります。

もし黙ってカードローンでお金を借り、受給金を返済にあてていることが分かった場合、生活保護から外される可能性も出てきます。

それでも、どうしても普段の支出とは別にお金が必要なこともあります。そんな時は、生活福祉資金貸付制度の利用を考えてみてください。黙ってカードローンなどに申し込みするよりも公的な融資制度が利用できないか、担当のケースワーカーに相談しましょう。

また、金額によっては友人や知人などから借りる方法ならば可能です。ただし、お金の貸し借りは友人関係にヒビが入りやすいため、お願いするにしてもやりとりや返済には気をつけましょう。

消費者金融がやばいのは本当?一度でも借りると終わりのところは

消費者金融と聞くと、それだけで「やばいのでは」「一度でも借りたら終わりだ」と良くない印象を持っている人はまだまだいます。そのやばいというのは、何を指しているのかをよく考えた時、実はあいまいだったり、ただのイメージだけだったりします。

  • 怖い人が取り立てに来る
  • 借金が雪だるま式に増える
  • 返済してもまた無理やりお金を貸してくる

消費者金融に持っているイメージとしては、このようなドラマで見るようなことでしょう。しかし実際には、そんなことはありません。最初に説明したように、コマーシャルで名前を聞く大手消費者金融を中心に規模の小さな消費者金融も法律で厳しく制限や取り決めがあるため、このようなことはありません。

消費者金融がやばいわけではない。借りたら終わりになるのは闇金

ただし、100%安心してお金が借りられるかと言えば、それも違います。消費者金融の中に紛れて闇金がいることがあるからです。闇金にお金を借りてしまえば、確かにやばい状況に陥ることになります。

トイチやトサンという言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。これは、10日で1割、10日で3割の金利を意味し、この割合は法外に高く違法になります。個人間での貸し借りでも違法にみられる金利です。

これを年率にするとトイチが年365%、トサンは1095%です。利息制限法では上限金利が15~20%となっていますので、はるかに高い金利であることがわかります。

実際にトイチやトサンの金利ではなくても、闇金だとかなり高い金利設定になっていることが多く、また貸し付けの際にはわからないように金利での説明がない場合も多いです。他にも怖いお兄さんの取り立ても、闇金ではあるかもしれません。

法律に則って事業を行っている消費者金融は、貸金業法で取り立てに関しても取り決めがあるため、正当な理由がない限りいきなり家に訪問することはありません。正当な理由としては、例えば何度電話しても郵便物を送っても無視されるなどがありますが、その場合も法的対応を行い、必ず家を訪問するとは限りません。

いずれにせよ、やばいのは貸金業者として登録している正規の消費者金融ではなく、違法な闇金であり、消費者金融とは違うことを頭に入れておく必要があります。闇金からお金を借りると後がそれ以上に大変なことになるため、絶対に闇金からお金を借りないでください。

ギャンブルなどの依存症の人も借りたらやばいので周りが注意する

また、闇金以外に気をつける必要があるのが、借りたお金をギャンブルなどに使ってしまう人です。アンケートからもわかるように借りたお金を生活費に使う人は多いのですが、中にはギャンブルなどに使ってしまう人がいます。

「ギャンブルで一攫千金を狙って、それで返済しよう」「ギャンブルで勝ったお金で生活費を賄おう」というタイプは、かえって借金を増やすだけになることは、容易に想像できます。しかし、当人はギャンブルに負けて返済に行き詰まる想定ができていません。

また、頑張った自分へのご褒美などとは違い、衝動的な買い物が続いたり、借金をしてまで買い物をしたが買っただけで包装を開けないで品物が溜まったりする場合も要注意です。

これらは、依存症になっている可能性があります。依存症は病気として認められているものの、本人も周りもなかなか気づかないことが多く、借金の返済ができなくなって初めて気づくことも少なくありません。依存症ならば、治療が必要になります。

多重債務に陥るようなやばい状態になると、精神的にも相当なストレスがかかり、心身ともに病んでしまうことになり兼ねません。もちろん、多重債務になった場合の対処法もありますが、多重債務に陥らないことが何より大切です。

依存症による借金に早く気づくことは難しいかもしれませんが、そもそも借りたお金は自分のお金ではありません。貯金をおろす感覚でお金を借りていることに気付いた時がチャンスです。ローンカードを手元におかない、返済のみ行い早く解約するなど、借金を増やさないように気をつける必要があります。

消費者金融カードローンは便利だが注意点やデメリットも知るべき

消費者金融そのものはやばいわけでもなく、一度でもお金を借りたら終わりになるものでもありません。どうしても必要な時にお金を借りることで、窮地を脱することもできます。

ただし、デメリットそのものはあるため、申し込みして利用するうえで注意点を知っておくことは大切です。

消費者金融のデメリットを理解した上でお金を借りると借り過ぎない

消費者金融でお金を借りることは便利でメリットが多々ありますが、利用の仕方によっては、先に説明したようなやばい状態になることがあるのも確かです。返済ができないような多重債務にならないためにも、デメリットをしっかりと知っておくべきです。

【カードローンのデメリット】

  • 金利が高い
  • お金を借り過ぎてしまう
  • 返済が遅れると信用情報に記録が残る
  • 審査に通らない(お金を借りられない)
  • 他のローンに影響が出る

カードローンならではのデメリットもあれば、消費者金融だからこそのデメリットもあります。それに関連する内容として、上記にあげたアンケートではこのような回答もありました。

【質問:カードローンを利用して後悔した点を教えてください。】

項目 人数(%)
金利が高かった、金利を払うのがもったいなかった 117(23%)
返済が大変だった 68(14%)
お金を借りているという実感がマヒして、つい借り過ぎてしまった 41(8%)
いつも借金のことが頭にありつらかった 17(3%)
金利などを他社比較すればよかった 11(2%)

後悔した点で大きく占めているのは、金利の高さとなっています。回答をみると金利の高さが重視されていて、消費者金融はやはりあまりよくない印象を持つかもしれません。

しかし、お金を借りる以上、利息がつくのは仕方がないことです。また、金利が低くても返済が間に合わなければいけない点、教育ローンなどの他のローンと比べればカードローン自体の金利が高い点は、どこから借りても同じなのも確かです。

ではカードローンを利用しなければいいのではないかと考えてしまいますが、それぞれに事情があり、上記のメリットやアンケート結果でもわかるとおり、利用することで助かった面があるのも事実です。

難しいかもしれませんが、大切なのはよくいわれる「計画的」な借り方や返し方です。また、つい気が多くなって借り過ぎてしまうなど、自分の性格や性分を自覚した上で借り過ぎないように意識してカードローンを使うようにした方がいいです。

家を計画するなら消費者金融カードローンと住宅ローンの関係に要注意

カードローンのデメリットや注意点を説明しましたが、これから家を計画している人は、さらに消費者金融のカードローンの利用に注意してください。基本的に家を建てたり買ったりする場合は、住宅ローンを利用します。(家を一括支払いで購入できればいいのですが、そんな人はほとんどいないでしょう)

家を建てる際にカードローンの利用に気をつける理由は、カードローンの利用は住宅ローンに影響があるからです。ローンの種類としては、カードローンと住宅ローンは全く別物で、使い道や融資額など、大きく違います。

しかし、お金を借りて返済するという点では同じです。しかも住宅ローンは、融資額が大きく返済期間が長いものです。返済が滞ると融資側の損害は大きなものになるため、審査が一層慎重になります。住宅ローンでは、これらの点が審査で重要視されます。

  • 属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・家族構成など)
  • 信用情報(他社借り入れ状況や履歴・延滞などの金融事故情報)
  • 返済比率(年間のローン返済額÷年収×100=%)
  • 担保の評価

いくつかありますが、ここでカードローンが大きく関係してくるものに信用情報や返済比率があります。信用情報は、カードローンの審査の説明でもよく出てくるように、個人のクレジットやローンの利用履歴や延滞などの記録を指します。

返済比率は、年収に対する借金の割合を指します。この中には住宅ローンだけでなく自動車ローンやカードローンも含まれます。年収や審査する金融機関にもよりますが、一般的に住宅ローンの審査に通過するには、返済比率は30%前後までとなっています。

厳しいところでは25%ほどまでとしているところもあり、40%超えてしまうようならば、まず審査は通らないでしょう。年収に対して借金額の割合が大きければ返済能力が心配されるため、審査に通らないのは当然です。

これらを整理すると、以下のような状態だと住宅ローンの審査に通る可能性が下がります。

  • ローンの延滞や債務整理等の記録がある
  • 現在、借入中
  • お金を借りていなくてもカードローンの契約が残っている

カードローンは、利用していなくても契約して限度額がある段階でいつでも借り入れできるため、お金を借りているのと同じように判断されます。その金額によっては、先に説明した返済比率に影響を与えてしまいます。

また、個人信用情報に延滞や債務整理などの傷がある場合、カードローンの審査でも通らないことがある以上に、住宅ローンの審査でも返済能力に疑問を持たれて審査に落ちてしまう可能性が大きくなります。

カードローンを利用していると絶対に審査に通らないという訳ではないのですが、審査に落ちる要因のひとつになっていることは間違いありません。少しでも住宅ローンの審査通過に有利にしておきたい時は、まずカードローンの借入残高を減らし、一旦解約をしておいた方がいいです。

消費者金融も無関係ではない。コロナの影響をどう受けているのか

新型コロナウイルス感染症の終息がまだまだ見えない状況で、生活が厳しい人も少なくないでしょう。そんな中、消費者金融は企業としての影響はないようなイメージがあるかもしれません。

しかし、実はまったく無関係とはいえません。場合によっては、その影響が消費者にまで関係してくることもあります。

  • 営業時間の短縮
  • 営業店舗の閉鎖や縮小
  • 返済できない人が増える
  • 返済が難しい人に相談対応をしている

企業の多くがソーシャルディスタンスの関係により営業時間や稼働時間が短くなっていることは、今は多くの人が知るところです。それは、消費者金融も同様で、全てではないものの営業時間を変更したり、電話での問い合わせがなかなか繋がらないということもあります。

また、審査や融資までの最短時間が表記されているものの、申込者が増えていることもあり、実際には審査に時間がかかることもあります。

【プロミスの申込者数】

年月 201904 201910 202004 202010 202104 202110
申込者数 46,220 47,484 41,283 45,018 51,977 47,093

これはプロミスの申込者数です。(契約数ではありません)コロナの感染には波があったことや季節のタイミング、企業による違いもありますが、一見、差がないように感じられるものの、わずかながらも申込者が増えているのがわかります。

今はコロナの影響により返済が厳しい人がいるのは融資側もわかっているため、各消費者金融では相談できるよう電話対応を受けているところが多いです。また、申し込み自体も多くのカードローンでは、手続きがスムーズに進むよう来店よりもアプリやWEB申込を推奨していています。

WEB完結申込対応の消費者金融が増えているのは、サービスの向上だけでなくこの一因もあるといえます。審査においてはコロナだからと甘くなることはありませんが、多くの消費者金融は申込手続きがスムーズにいくよう対応しています。

おすすめの消費者金融はある。メリットデメリットを知って選択する

大小合わせると、カードローンを扱っている金融機関はたくさんあります。そのため、どこから借りていいのか悩んでしまう人は多いかしれません。また、それぞれのカードローンの違いがよくわからないという人もいるでしょう。

金利、審査スピード、無利息期間、誰にもバレないような対応など、企業により細かな違いがあります。その点を考慮して、1つの内容に絞ってそれに特化したカードローンを選択する方法もあります。主婦や年金受給者など、自分の状況により限られた申込先しか選択できない場合もあるでしょう。

しかし、ランキング形式で紹介したカードローンは大手消費者金融が中心となっているものの、全体的に見るとおすすめとして紹介できるだけの充実した内容のカードローンであることは間違いありません。

メリットデメリットを含めてこの記事を参考にしてカードローンの申込先を検討し、上手に利用してください。