互いのことばのかべを低く~長期計画に向かって~
 在住外国人にとって、日本語の壁というのは大きな問題です。OCNetは「大田・相互言語支援網構築(5ヶ年)計画」の一環として、昨年12月から今年の3月、大田区内外で暮らす外国籍住民・移住者を対象に、日本語環境に関する意識調査を行いました。回答者はフィリピン出身32名、中国24名、バングラデシュ10名など、計143名(男58名・女85名)です。

調査の結果、日本語が壁となって職場などでの意思疎通が困難、役所の手続きが分からない、医者にかかるのが困難(複数回答・計80名)といった回答が寄せられました。また、日本語が不十分、習慣・制度に適応できない、偏見や差別意識を感じると答えた人は86名いました。

おもな情報の入手先は同じ出身国の友人・知人がトップで、必要な情報としては、外国語対応可能な病院の紹介に始まり、日本人と交流できる場所の紹介を求める声も目立ちました(47名)。

OCNetでは今後さらに精緻な分析・評価を行い、計画の第2段階となる母子言語支援に進む予定です。このような活動が、外国人にとってより暮らしやすい環境へとつながっていくのでしょう。
各国語のアンケート
OCNet
1992年設立のNGOで、外国籍住民と対象とする相談、日本語教室、交流事業などに取り組む。
http://www.ocnet.jp/
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