2018年1月号


毎月1回ウェブ版ニュースレター「れすぱす」を配信しています。L'ESPACE(れすぱす)は、場所・空間・宇宙・間隔と、多岐にわたる意味をそなえたフランス語です。

ルビ入りワンポイント バックナンバー

日本の絵本100年の歩み ちひろ美術館・東京

東京練馬区の住宅街に佇む「ちひろ美術館・東京」で今、日本の絵本の歩みを振り返る企画展が開かれています。日本に絵本出版の芽が萌え始めたのは、今からおよそ100年前の1910年代。子ども向け雑誌「子供之友」や「赤い鳥」が相次いで創刊され、芸術性の高い絵雑誌や絵本が生まれます。そしてその後、時代の変遷とともに、日本の絵本文化はさまざまな広がりを見せてきました。

日本独自の絵本文化である「童画」の礎が築かれた1910年代から20年代。子どもたちに夢と希望を与える作品が生み出された戦後。今なお愛され続けるミリオンセラー絵本が誕生した1960年代。絵本ブームが到来し、従来の枠組みを超えるような作品が現れた1970年代、絵本作家や画家たちがそれぞれの表現を深化させていった1980年代。自由な発想と表現の絵本が生まれた1990年代以降。そして、命の大切さや心のつながりを意識した作品が増え始めた現在に至るまで、この展覧会ではそれぞれの時代を代表する約120点の絵本作品が展示されています。

(C) 2017 CHIHIRO IWASAKI
MEMORIAL FOUNDATION.

日本を代表する絵本画家の一人、いわさきちひろの自宅兼アトリエ跡に建てられた「ちひろ美術館・東京」は、子ども連れでもゆったりと観賞できる美術館です。貴重な資料と原画から、日本の絵本の100年の軌跡をたどる展覧会をどうぞお楽しみください。

企画展「日本の絵本100年の歩み」

開催日時 2017年11月8日(水)〜2018年1月31日(水)
開催場所 ちひろ美術館・東京

※詳細は、下記のサイトをご覧ください。

■「ちひろ美術館・東京」ホームページ内 展覧会ページ

https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/065684/

東京都国際交流委員会

〒101-0023 東京都千代田区神田松永町17-15 大野ビル3階
TEL:03-5294-6542 FAX:03-5294-6540