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JICAボランティア(青年海外協力隊・シニア海外ボランティア) 平成25年度募集


ブルキナファソにて

画像提供:石井敬己さん
(元青年海外協力隊員)
ブルキナファソにて

国際協力にはあまり縁がないという方でも、きっと「青年海外協力隊」という言葉を耳にしたことはあるでしょう。青年海外協力隊は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する開発途上国へのボランティア派遣制度で、1965年の事業開始以来、約3万7千人が88か国に派遣されています。さらに1990年には、「シニア海外ボランティア」もスタート。これまでに約5,000名が71か国に派遣されています。

JICAボランティアの活動の基本は、派遣された国の地域住民と一体になって、貧困、医療、教育問題など、その国が抱える課題の解決に貢献すること。現地の人々とともに生活をし、彼らの言葉を話し、その土地の文化や習慣に溶け込みながら、協力活動を行っていくのです。こうした途上国での経験を通して、広い世界観や、強い精神力、コミュニケーション能力などを身につけたJICAボランティアたちの多くは、帰国後その経験を生かして、日本の地域社会が抱える課題の解決に向け取り組んでいます。

ブルキナファソにて
ブルキナファソにて

画像提供:石井敬己さん

西アフリカのブルキナファソに青年海外協力隊員として赴任していた石井敬己(いしいけいき)さんの体験談をご紹介しましょう。小学校で環境教育を行っていた石井さんは、ある日、子どもたちに、「動物は2種類に分けられる」と言われて戸惑います。しかし、2種類とは『野生動物』と『家畜動物』だという子どもたちの答えを聞いて、それがその土地に住む人たちにとって一番大事なことだと知らずに生き物の授業をしようとしていた自分が恥ずかしくなったそうです。石井さんにとってブルキナファソで過ごした日々は、このような経験の連続でした。現地に住み、現地の人と同じものを食べ、生活しながら気づくことがたくさんある。こういった実体験で得られる体験こそ、異文化理解、ひいてはグローバル人材の基礎になるものだと、石井さんは今、感じているそうです。

ブルキナファソにて
ブルキナファソにて

画像提供:石井敬己さん

このようにJICAボランティアには、その国の地域住民の視点からニーズを把握した上で、自分自身の能力と技術を生かして、その国の経済的・社会的発展に草の根レベルで寄与することが求められているのです。青年海外協力隊は応募時に20~39歳、シニア海外ボランティアは応募時に40~69歳で、日本国籍を持つ人が対象となります。どちらも募集時期は年2回(春・秋)。活動分野は、技術系・医療系・教育系・農業系・スポーツ系など多岐にわたります。「自分の技術や知識、経験を生かして、開発途上国の人たちの役に立ちたい」と考えている方は、ぜひ一度、JICAボランティアの説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか。平成25年度春募集の「体験談&説明会」は3月末から4月中旬にかけて開催されています。いずれの会場も予約不要、参加費無料です。詳細は下記URLにてご確認ください。



JICAボランティア(青年海外協力隊、シニア海外ボランティア) http://www.jica.go.jp/volunteer/

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