2019年3月号


毎月1回ウェブ版ニュースレター「れすぱす」を配信しています。L'ESPACE(れすぱす)は、場所・空間・宇宙・間隔と、多岐にわたる意味をそなえたフランス語です。

ルビ入りEnjoy Tokyo らいふ バックナンバー

引越しが決まったら

オフィスの休憩室にやって来た仲村さん。隣の部署のディディエさんを見つけました。

やあ、ディディエさん。聞いたよ。大阪支社への異動が決まったんだって?
仲村
ああ、仲村さん。そうなんです。急な話で驚きました。
ディディエ
これから引越しの準備で忙しくなるね。
仲村
正直、何をどういう順序でしたらいいか、頭が整理できなくて。
ディディエ
無理もないよ。日本で引越しをするのは初めてなんだろう? まずは、今住んでいる部屋の管理会社に連絡するのが最優先だよ。賃貸物件の解約の連絡は、部屋を出る1ヵ月前までのことが多いから。
仲村
それは大変だ、急いで電話をしなきゃ!
ディディエ
それから、引越し業者の手配も早めにした方がいい。転勤の多い3月~4月は、ぼやぼやしていると予約でいっぱいになってしまうからね。
仲村
わかりました。それも急いで手配します。
ディディエ
同時に進めないといけないのが、新しい住まいを探すこと。引越し先が遠方の場合は、特に効率良く進めないとね。
仲村
来週末にでも大阪に行って、部屋探しをしてこようと思っています。あらかじめ賃貸情報サイトでいくつか物件を探しておいて、見学から申込みまでをその週末の間に済ませられたらいいな、と。日本人の友だちが一緒に行ってくれるので、何とかなるんじゃないかと思っているんです。
ディディエ
そうか、それは心強いね。
仲村

仲村さんとディディエさんは、コーヒーを飲みながら話を続けます。

新しい住まいと引越しの日が決まったら、次にやるべきことは何でしょうか。
ディディエ
電気・ガス・水道・電話・インターネットなどの手続きかな。今の住まいでの使用中止の手続きと、新しい住まいでの使用開始の手続きと。どれもウェブサイトからできるから簡単だよ。それから、郵便局の転送サービスも申込むといい。届出日から一年間、古い住所宛の郵便物が新しい住所に転送されるんだ。
仲村
それは助かりますね。
ディディエ
次は、役所への届出だね。まずは、今住んでいる所の役所の窓口で「転出の届出」を行う。そして、このときもらった「転出証明書」を持って新しく住む所の役所の窓口へ行き、「転入の届出」を行うんだ。
仲村
転出、転入の届出は、引越し当日にしないといけないんですか?
ディディエ
いや、転出の届出は引越しの14日前からできるよ。そして、転入の届出は引越し後、14日以内に済ませればいいんだ。このとき、在留カードを持っていくのをお忘れなく。裏面に新しい住居地を記入してもらう必要があるからね。
仲村
なるほど、わかりました。
ディディエ
住所の変更を伝えなければならないところは、他にもたくさんあるよ。銀行、クレジット会社、携帯電話の会社、テレビを持っているのならNHKにもね。
仲村
だんだん頭が整理されてきました。でも、今の話、メモを取っておけば良かったな。
ディディエ
それなら大丈夫。引越し業者のサイトなどに、引越しの前後にやらなければならないことをまとめたものが載っているから利用するといいよ。インターネットで「引越し チェックシート」で検索してごらん。
仲村
それは便利そうですね! いろいろ教えてくれてありがとうございました。
ディディエ
役に立ったなら嬉しいよ。落ち着くまでは大変だろうけれど、大阪はとてもいい街だよ。フレンドリーな人が多いし、おいしい食べ物もたくさんあるし。
仲村
そうですか、とても楽しみになってきました!
ディディエ

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