2018年12月号


毎月1回ウェブ版ニュースレター「れすぱす」を配信しています。L'ESPACE(れすぱす)は、場所・空間・宇宙・間隔と、多岐にわたる意味をそなえたフランス語です。

ルビ入りEnjoy Tokyo らいふ バックナンバー

寒い季節こそ省エネ!

この春、リオデジャネイロから東京へ引っ越して来たベルナルドさんと恭子さん。季節はめぐり、ベルナルドさんは東京で初めての冬を迎えました。

ねえ、ベルナルド。カーテンを取り替えるのを手伝ってもらえない?
恭子
いいけど、どうしてわざわざ替えるの? このカーテン、気に入っているのに。…あれ? こっちの新しいカーテン、今までのものより、ずっと分厚いね。
ベルナルド
そうよ、これからの季節の省エネのために、この分厚いカーテンが必要なの。
恭子
省エネ? 夏の省エネはずいぶん頑張ったけれど、冬もまた省エネに取り組むの?
ベルナルド
一年中温暖なリオで生まれ育ったベルナルドにはぴんと来ないと思うけれど、東京に住んでいると冬もけっこう電気代やガス代がかかるのよ。
恭子
それはなんとかしないといけないね。まず、いちばん電気を使うのは暖房だよね。無理せず暖房で消費する電力を減らす方法を考えなきゃ。
ベルナルド
そこで登場するのが、この分厚くて長いカーテンなの。知ってる? 暖房の熱は、その半分以上が窓から外に逃げてしまうのよ。
恭子
なるほど。だから、床まで届く厚手のカーテンをかけて、暖房で暖めた部屋の空気を逃さないようにするんだね。
ベルナルド
その通りよ。ほかにも省エネにつながる工夫はいろいろ考えられるわ。まずは、温かい空気は上に向かうから、エアコンの風向きを下向きに設定すること。
恭子
夏は扇風機を使って冷房で冷やした空気を循環させていたよね。冬も同じようにして暖房で暖めた空気が部屋の中を回るようにするといいかもしれないね。エアコンの使い方で、ほかに注意することはあるかな。
ベルナルド
エアコンのオン・オフをひんぱんに繰り返さないこと。それから、2カ月に1回程度はフィルターを掃除することも大切ね。
恭子
お湯の使い方にも気をつけた方がいいよね。冬は水道水の温度が夏よりも低いから、お湯にするのにたくさんのエネルギーを使うだろう?
ベルナルド
そうね。台所や洗面所でお湯を使うときは設定温度を低めにするとか、お湯を流しっぱなしにしないとか、そういったことはできそうね。
恭子
お風呂だって、恭子と僕が間を空けずに入れば、お湯の追い炊きや保温をしないで済むよね。
ベルナルド
その言葉、忘れないでよ! これからは、お風呂が沸いてもゲームに夢中でなかなか入らない、なんてことはないと信じているわ。
恭子

ふたりは家中のカーテンをかけ替えました。

ああ、喉が渇いた。この部屋、ずいぶんと乾燥している感じがしない?
ベルナルド
冬はもともと空気が乾燥する季節だし、暖房で室温を上げるとさらに湿度が下がってしまうのよね。実は最近、肌の調子が悪くて困っているの。
恭子
とびきり高級な保湿クリームをプレゼントしようか?
ベルナルド
いやいや、そういうことじゃなくて!
恭子
ごめんごめん。部屋の空気が乾燥し過ぎるのは美容だけじゃなく、健康面でも良くないよね。鼻や喉の粘膜の働きが弱る上に、風邪やインフルエンザのウイルスが活発化して広がりやすくなるから。…やっぱり加湿器が必要かな?
ベルナルド
加湿器がなくたってできることはあるんじゃないかしら。濡らしたタオルや洗濯物を室内に干すとか、水を入れたコップや観葉植物を置くとか…。
恭子
なるほど、どれも余計なエネルギーを使わない、まさにお財布にも地球にもやさしい方法だね。
ベルナルド
でしょう!
恭子

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