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今年から制定!8月11日は「山の日」

留学生のセリーヌさんが帰宅すると、ホストファーザーの久弥さんがリビングで楽しそうにPCを操作していました。

今年から制定!8月11日は「山の日」

セリーヌ

久弥さん、楽しそうですね。何を見ているんですか?

久弥

ああ、セリーヌさん。これは、先週トレッキングに行った時に撮ってきた写真だよ。見やすいように整理しようと思ってね。

セリーヌ

まあ、きれい!緑がいっぱいですね。遠くの山まで行かれたのですか?

久弥

いや、高尾山と言ってね、都心から1時間くらいで行ける山なんだ。街中に住んでいると身近に感じられないかもしれないけれど、実は東京の近郊にも山があるんだよ。そもそも、日本列島の約7割は山地だからね。

セリーヌ

山と言えば、山に親しみ感謝することを目的とした新しい祝日ができたと聞きました。

久弥

よく知っているね!そう、今年から8月11日を「山の日」とすることになったんだよ。これを記念して、全国各地で山と自然を楽しむイベントが催されるんだ。ちょっと検索してみようか。

セリーヌ

トークイベント、登山教室、親子で楽しめる山歩きや沢遊び…色々な企画がありますね。それから、山や森の環境保全を考えるイベントも。

久弥

山の日は山の恵みに感謝して、美しく豊かな自然環境を守り、次の世代に引き継いでいくことを心に刻む日でもあるんだ。それからもうひとつ、登山の安全対策について考える日でもある。

セリーヌ

だから、登山教室や山歩き講習会といった企画があちこちであるんですね。

久弥

そういうことだね。そして何より山の日は、みんなで山に親しむ日なんだ。山登りをするのもいいし、キャンプやバーベキューを楽しむのもいい。それぞれがそれぞれのやり方で山や自然と触れ合う機会になるといいよね。

久弥さんと「山の日」の話をしていたセリーヌさん、あることに気がついたようです。

セリーヌ

祝日と言えば、7月には「海の日」があって、9月には「敬老の日」と「秋分の日」がありますよね。日本には、ずいぶんたくさん祝日があるような気がします。

久弥

「山の日」の制定で、日本の国民の祝日は1年に16日になったんだ。世界的に見ると、確かに日本は祝日が多い国のようだね。

セリーヌ

でも、日本人はあまりお休みを取らないというイメージがあります。

久弥

うーん。日本人の有給休暇の消化率は低いからなぁ。みんなが働いている時に休みを取るのは後ろめたいと感じる人が多いようだね。

セリーヌ

真面目な日本人らしい話ですけど、もう少しワークライフバランスを上手に取ればいいのに。フランスの祝日は11日で日本より少ないけれど、夏休みに3週間以上の長期休暇を取る人が少なくありません。バカンスを取って心身ともに充電することは、仕事の面でもメリットがあると思います。

久弥

それはそうだね。私も若い頃はろくに休みも取らずに働いていたけれど、今は仕事と休暇をきっぱり分けてメリハリをつけることが大切だと考えるようになったよ。だからほら、こうしてオフの時に思い切り大好きな山を楽しんでいるんだ。

セリーヌ

山の話をするときの久弥さんはとても生き生きとしていますね!今度、私も山歩きに連れて行ってくれますか。

久弥

もちろんだよ!

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