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−インフルエンザと普通の風邪の違い−

ウラジミール:こんにちは、お医者さん。ゴホゴホ、クシャン!

医者:おや、風邪ですか?

ウラジミール:風邪気味かもしれませんが、たいしたことありませんよ。

医者:医者に行ったほうがいいですよ。もしインフルエンザだったら大変です。おっと、私も医者でしたね(笑)。

ウラジミール:インフルエンザと風邪は違うのですか?

医者:ウイルスの種類が異なるので、症状が違います。
風邪は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみやせきなどが中心です。発熱してもインフルエンザほどは高くありません。全身症状はあまり見られず、重症になることはほとんどありません。
それに対して、インフルエンザは、急に38度以上の高熱がでます。体のだるさ、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、症状が数日間続きます。また、他の病気を併発したり、重症化して重大な病気につながることもあり、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります。

ウラジミール:それは怖いですね。


●まずは予防が大切

医者:インフルエンザは突然、流行することが多いのです。過去には大流行して多くの死者を出したこともあります。まずはインフルエンザにかからないように気をつけたいですね。

ウラジミール:インフルエンザにかからないようにするにはどうすればよいのですか?

医者:いちばん効果的なのは、流行の前にワクチン接種を受けることです。特に、高齢者や子ども、体力のない人など、早めにワクチン接種を受けることをおすすめします。

ウラジミール:私はワクチン接種を受けていません。他に気をつけることは何ですか?

医者:インフルエンザは、インフルエンザにかかった人のせき、くしゃみなどと共に体外に出たウイルスを吸いこんでうつります。インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出は控えめにして、なるべくウイルスに近づかないように気をつけましょう。どうしても外出しなくてはならないときは、マスクを着用するのもいいと思います。

ウラジミール:日常生活では、どのようなことに注意したらよいですか?

医者:まずは休養と栄養を取って体力をつけましょう。インフルエンザウイルスは湿度に弱いので、加湿器などを使って室内を適度な湿度に保つことは有効です。外出から戻ったらまずは手洗いとうがいをしてください。


●インフルエンザかも?と思ったら

ウラジミール:もしインフルエンザかも?と思ったらどうすればいいですか?

医者:早めに医療機関で診療を受けてください。

医者:今はインフルエンザウイルスが増えるのを抑える薬があり、治療は早いほど効果的です。症状が進んでしまうと、治療が効きにくくなり、回復に長くかかることがあります。

ウラジミール:なるほど。早く医者に行ったほうが治りやすいのですね。

医者:家では安静にして休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとり、水分を補給してください。
薬は医療機関の指示通りに飲んでください。一般の風邪薬は、発熱や鼻汁、鼻づまりなどの症状をやわらげることはできますが、インフルエンザウイルスに直接効くものではありません。

ウラジミール:インフルエンザにかかったら、学校や職場に行かない方がよいのですか?

医者:しばらくは他の人へうつさないように、人が多く集まるところに行くのは避けてください。体力も低下しますから、無理せずに、体調が回復してから復帰するのがよいでしょう。

ウラジミール:よくわかりました。私も診察を受けようと思います。これから先生の医院に行ってもいいですか。

医者:もちろんですよ。では後ほど。


・国立感染症研究所感染症情報センターホームページ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/



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