管理人:
それは大変だわ、すぐに病院に行ったほうがいいわね。かかりつけの病院はある?
トム:いいえ、ありません。どの病院に行ったらいいのかわからないし、日本語で怪我の状態をお医者さんにちゃんと説明できるかも心配です。僕はまだあまり日本語が得意じゃないし……
◆東京都外国人窓口相談マップ(医療関係)
◆Living
in Tokyo
◆CLAIR多言語生活情報(医療編)
管理人:
私が一緒に行ってあげるから、言葉の件は心配しなくていいわ。病院はネットで検索したり、東京都医療機関案内サービス”ひまわり”の「24時間医療機関案内」に電話して聞くこともできるけれど、今回はここから一番近い総合病院に行きましょう。
トム:ありがとう、心強いです。管理人さんとちょうど会えなかったら、僕はどうしたらよかったんでしょうね。
管理人:
救急通訳サービスに電話して、サポートを受けるといった方法がありますよ。
◆都保健医療情報センター”ひまわり” ( Tokyo Medical Information Service )
(1)病院紹介、医療情報 03-5285-8181
(2)救急通訳サービス 03-5285-8185
◆AMDA国際医療情報センター03-5285-8088
◆(特活)シェア=国際保健協力市民の会
03-5807-7581
トム:病院には何を持っていったらいいでしょう。
管理人:
健康保険証と身分を証明する書類のほか住所、電話番号などのメモもあるといいですよ。それから現在服用している薬があれば、それも持参してください。医療費の支払いは日本円の現金に限られるので、その点も気をつけてね。
トム:医療費は高額なんでしょうか? 心配です。
管理人:
そういえば、あなたは仕事中の怪我でしょう。会社から何か言われませんでしたか?
トム:あ、思い出しました。帰るときに会社から「病院は労災指定の病院に行くと手続きが早い」と言われました。
管理人:
そうでしょう。今回の怪我は仕事中のものだから、労働者災害補償保険(労災保険)が適用されますね。医療費を会社が負担してくれるので、自分でお金を払う必要はないのです。ほとんどの総合病院は労災指定になっていて、そこで直接労災保険の申請ができるんですよ。
トム:多分この怪我では何日か仕事を休まなくてはいけないと思います。収入が減ってしまうことがとても不安です。
管理人:
それも労災保険によって休業補償給付が受けられます。
トム:労災保険は外国人にも適用されるんですか?
管理人:
日本の会社はこの保険に必ず入らなければなりません。パートやアルバイトを含めて、会社で働いていたら、どんな在留資格の外国人でも適用されますよ。会社が手続きをしてくれない場合は、東京都労働相談情報センターの外国人労働相談に相談したらいいですよ。
トム:よかった、言葉やお金の問題が解決してほっとしました。
管理人:
さあ、病院に行きましょう。1日も早く仕事に復帰できるよう、治療してもらいましょうね。
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